東京Ruby会議03

 http://regional.rubykaigi.org/tokyo03

 興味を惹かれるセッションばかりだったので申し込んだ。会場はコジャレ度が異常に高いオラクル青山センター。受付をしていたogijunに「ワークショップやれば良かったのに」と言われた。私に教えられるようなことあるかなー。何かしら貢献したい気持ちはあるけど。

 Yuguiさんのメタプロ話。一応一通り聞いたことのある話ではあったが、といって使いこなせてはいない。これより理解を深めるには別の視点が要るんだろうと思う。やっぱLispか。SICP挑み直すか。

 ハンズオンワークショップ。ursmさんの「RubyからMongoDBを使う」に参加。シェルがJavaScriptなのがいまどきのDBな感じ。mongodb自体のバイナリ以外の材料(sinatra, haml, shotgun, あとmongodbマッパー)をgemでぽんぽんぽーんと放り込めば準備できてしまえるのがいまどきのワークショップな感じ(でもcygwinな人はトラブってた)。時間内でうまいこと特性を把握しきれたわけじゃないけど、手を動かしてあれこれいじるのは楽しい。この楽しさがこっから先のための何より大事なトリガーだと思う。他のワークショップでは小学校低学年くらいの女の子が折り紙をしていたり、メイドさんがゲームを作らせたりしていた。

 成瀬ゆいさんの国際化話。半分以上Rubyには依存しない文字コード話で面白くも大変そうだった。CP932(Windows-31J)のことを覚えて帰れとのこと。Windowsで適当にテキストファイルを書くとShift_JISではなくCP932になるらしい。あとRuby1.9系ではkconvもuconvもiconvも使うべきではなくString#encode(from, to, options)を使え、と。誰だかの言葉「プレーンテキストというものはない」、言語と文字コードから独立ではいられない。テキストファイル読むとかネットワークから何か引っ張ってきたときとかは原則として文字コードを指定してやる必要がある。良いAPIを設計するにはとにかくユースケースがたくさん必要なのでruby-listあたりにフィードバックを寄越せ、と。

 田中哲さんのopen3話。高レベルAPIとしてのopen3、低レベルAPIとしてのspawn。ずっと昔にRuby使ったを作ろうとしてあれこれ悩んでたのを思い出した。今はだいぶ良い感じに動くらしい。というか、申し訳ない、正直集中力切れててあまり覚えてないです。

 カンファレンス形式だし話に集中するためノートPCは閉じといた方がいいだろうと思い、無限電源回避のためにACアダプタをわざと置いてきたのだが、調べたりまとめたりして関連付けつつ聞く方が頭に入るケースもあるかなぁ。Twitterとかで関係ない話をしてしまうリスクはあるが。最初閉じておいて必要を感じたら開くとかがいいか。いずれにせよやっぱりACアダプタは持ってこよう。

 フィードバックが伸び悩んでるようだった。ポストイットを貼る形式。なんとなく書き辛い雰囲気はあった気はする。最初にくだらないこと書いてぺたぺた貼っておくといいのかな。

 しかしこの充実っぷりで手弁当イベントなんだなー。スタッフと講師陣のお弁当代・交通費代・Tシャツ代くらいはとってもバチは当たらないような... 却って面倒くさくなるもんなのかな。何にせよありがとうございました & お疲れさまでした。