リアル脱出ゲーム「廃校の教室からの脱出」に参加した

 このイベント(リンク切れだけどこっちは生きてる) に参加してきた。会場は廃校になった小学校で、教室などを撮影や各種イベント用途に貸し出しているようだ。このイベントの他、雑誌の撮影や個人名での予約などもあった。

 しばらく待たされてから3階の教室に通される。小学生用の机が30個ばかり並べられている。黒板には暗号めいた文字列。隣に時間割と掃除当番表。大きなテレビと棚。

 教室には非日常感がある。戻るべきでない場所に戻ってきてしまったような。

 やがて案内役が教卓に立ち、20名ほどの参加者に着席をうながす。「ようこそ」。今日は皆さんにちょっと殺し合いを〜とか言われたら嫌だなーと思う。「昨日は一組脱出に失敗して、彼らのグループは今も別の教室に閉じ込められています」云々。

 あとは箇条書く。

  • 普通の脱出ゲーム同様、謎かけ自体に動機は設定されていない。ルールのあるパズル+場所+雰囲気。
  • 新鮮な体験だった。シンプルでメリハリの利いた演出が楽しい。
  • 「見つける」「解く」「計算する」「関連付ける」など種類は謎の様々。テレビを使った部分は良かったなー。
  • 一部を除いては必ずしも協力を必要とするわけではない。でも意思疎通が図れてないと確かに解けないだろう仕組み。
  • リーダー役・調整係・ハカセなどが自然と出てきてた。あと悲鳴担当とか。
  • 大きな謎が解けると自然とみんなで拍手する。
  • クライマックス近くの謎がなかなか解けず、みんな焦って気が立ってきてたら、それまで目立たなかった人が急にリーダーシップを発揮したりとか。
  • 制限時間は1時間。57分くらいでどうにかクリア。
  • 早かったグループで34分、ぎりぎりだったグループは59分40秒だったって。

 とても面白かった。

 あと、なんでレコミュニなのか聞いてみた。イベント自体は関西に足場を持つグループによる開催なんだけど、中の人が知り合いで、関東で始めるにあたって協力することにしたんだそうです。

 おしまい。