LLDN

 Lightweight Language Dayに行ってきた。

 Rubyな人のプレゼンはどれも面白かった。私がユーザだからって理由もあるだろうけど、冗長さをばっさりと省いて聞き手を飽きさせないってのは、なるほどRuby好きの特性だなと思う。Illustratorでプレゼン始めた人がいたのはびびった。Rubyを組み込んで制御できるのね。

 Pugsの話が面白かった。Haskellで作られたPerl6の実装。本家もまだなのにYet Anotherが先にちゃんと動いてしまったっていう。どっかのスーパーハカーがHaskellの勉強に1ヶ月、Perl6の実装に1ヶ月で作ったんだそうな。PerlよりHaskellに興味の行く話ではありましたが、Perl6のコードサンプルは面白かった。rubyみたいなメソッドチェーンが使えるの。処理系はpugsなんだけども。

 Haskell自体の話もかなり興味深かった。勉強してみたい。もなど。もなでぃうす。

 Lisp系は、言語作成みたいな用途では、他とは次元が違う作りやすさ。

 Ruby on Railsは密結合という話。確かに疎結合は変更に強いが、冗長になる。コード量が増える。Javaフレームワークなどは疎結合を向いているが、これは言語自体が硬いせい。動的言語の柔軟性を活かせば、密結合でありながら変更に強いアプリケーションを作ることができる。

 柔軟な言語ではコンパイラのチェックをあてにしない。その代わりテストを書く。

 RoRが動かせる環境作りたいなー。

 Python。言語特性ってわけじゃないんだけど、電卓アプリが面白かった。ボタンが追加できるの。「ボタン追加」を選ぶと、エディットボックスのあるダイアログが出て、一つの引数を取る空っぽの関数が表示されている。引数は電卓に表示中の内容で、戻り値はボタンを押された後の表示内容。関数の中身を処理をPythonで記述すると、その機能のボタンが追加される。動的カスタマイズ電卓。

 Squeakは凄い。プレゼンテーション自体をSqueakで記述しているというか実行可能なプレゼンというか……ちょっと違うけど、こういう環境作りたいなぁ。

 オライリーetcの技術書籍が例によってイベント割引10%。FIREFOX HACKS買おうと思って忘れてた。まいっか。

 楽しそうな人たちを目のあたりにするとやる気が出るねー。イベントの効能。

 Nightはチケット取れなかったんで(超悔しい)レポート待ち。