ニコつまの変遷

2007年


vipみたいにバカして遊ぶって考えが無くなっちゃったからつまらないんだよ
完成された創作物をちょこっと改造して遊んでたのが前のニコニコなら、今は個人が作り出してるから・・

2008年


端的に言ってしまえば、その原因は「MAD動画の台頭」です。
ニコニコ動画黎明期は、一次創作物が中心だったように思います。


できた当初からニコ厨という言葉ができたようにアンチニコ動な人々はいたけれど、
最近の発言はニコニコ動画のユーザーからつまらないという発言が出てきたところが興味深い。

2009年


当初はつまらない動画をコメントでおもしろくするみたいなことが言われていたけど、そういうことができる動画って絶滅危惧種ですよね。


無料で利用できるがために
リアル小中学生も動画をバンバンアップしてる現状だし。

2010年


そうやってネット上のクリエイターも「権利者削除」を持ち出すことが、ニコニコ動画ピアプロで常態化したとき、その先そこに一体どんな「文化」がありうるのか?僕は大変不安になったりもするわけです。


ニコニコ動画がソーシャルに舵を切れば切るほど。サイトがおもいっきり平均化されたものになればなるほど。
どっか切ないなぁとは思ってしまうのです。

2011年


適当にやってもそれなりの再生数を稼げるだけのファン(視聴者)を獲得してしまったから。


なんとなくコメントがつまんないなあと思う。

2012年


悪い意味でお行儀のいい動画ばかりになったな

2013年


投稿者は「友達」感覚の方が、ニコニコとしてはよかったのかもしれない。
今は「神」が増えすぎたんじゃないかなぁ。

2014年


ドワンゴの会長がネットとリアルの融合だとか出会い系推奨だとか言い始めたあたりから雲行きが怪しくなったイメージ


ニコニコ(てかサブカル)は有名になりすぎたんだと思いますね。

2015年


ヒカキンの足元にも及ばん


作者側の匿名性が次第に失われていったことが一番に大きい。あとは時間。匿名性がなくなったコミュニティは時間で次第にたこつぼ化していく

 

 

 

 2006年末のサービス開始から1年も経たずに「昔は良かった」的な人々が回顧している。初期ニコ動の象徴とされることも多いMAD動画が新参として疎まれてた時期があったのは興味深い。黎明期はYouTubeに丸あげされた一次作品にコメントをつけるサイトだったんだな。それらは著作権者により削除されていったが、利用者が増えるにつれてコンテンツ配信サイトとしての価値を見出され、アニメの公式配信が始まる。「誰かとわいわい見てる感」はhuluやバンダイチャンネルにはない強みではあり、原点回帰っぽい。

 3DSに対応したことで小学生が増えたというのは事実だろうが、2007年後半の時点で「最近はガキが増えた」という書き込みもある。当時の小学6年生がそろそろ20歳。周りがガキになったというより君が大人になったんだよ感もある。

グリフハック下手な彼氏と別れたい


Q. 彼氏がエージェントなのですが、グリフハックが下手クソなのです。「図形は覚えてるがスマホの反応が悪い」なんて言い訳して、シャツの裾で拭ったりしています。別れた方がいいでしょうか。

 グリフハックに失敗する彼氏、嫌ですよね。

 でも、もし本当にスマホ画面が原因だとしたら? 彼を見限る前に、傷だらけのフィルムを剥がしてフッ素コーティングをしてあげるべきかもしれません。

 http://www.apeiros.jp/Fussode_COAT/Fussode_COAT.html

 

 というステマはどうだろうか。実際ツルツルになって指が引っかからなくなるので(ingressに限らず)お勧めです。MacBookトラックパッドの滑り改善にも使えます。僕は2本使い切って4本セットを買いました。なんかデザイン変わってるけど。

電子書籍に向かないKindle、動画に向かないiPad

 iPadは横画面での動画視聴にあまり向かない。上下に黒帯が入るうえ、スピーカーが片側に寄る(イヤフォンなら良いが)。一方で電子書籍には向く。4:3の縦横比が生きる。

 Kindle Fireシリーズは横にした時のスピーカー位置が適切で、画面も16:916:10なので、違和感なく動画を視聴できる。反面、電子書籍では(1ページ表示でも、見開きでも)表示領域の無駄を避けられない。

  iPad Kindle Fire Androidタブレット
横画面時の音 片方に寄る 問題なし 寄るのが多い
解像度 4:3 電子書籍向き 16:10 動画向き ほぼ16:9か16:10
電子書籍アプリ 多数 Kindleのみ 多数(iBooks以外)

 KidnleではKidnle本しか読めないのは難点。電子書籍市場の独占が良い結果を招くわけもないので、できれば他社も使ってゆきたい。

 動画にはKindle、マンガにはiPad、小説にはkobo miniを使うことにしよう。

今年いちばん持ち歩いたのはkobo miniだった

kobo mini


 ふだん鞄に入ってる暇つぶしアイテムといえば文庫本でしたが、軽くて小さくて読み終わる心配がないのでkobo miniに置き換えました。数年前から視力が低下したこともありまして。眼鏡なしで快適に読めるのは電子書籍最大のメリットと思います。

 スマホは別途ポケットに入ってますが、あれはインターネットに繋がってしまうのでいけません。TwitterFacebookはてブなどは無限の世界であり危険です。外出中にスマホの電池を温存しつつ時間を潰せるのは専用デバイスならでは。例えば衝動的に飛び乗った遠距離深夜バス内でも、文字をどでかくすれば車酔いせずに読むことができます。

 koboは本の実質価格の安さの他、フォントサイズをkindleより細かく設定できたりします。UIのダサさは言語設定を英語にすると軽減されます。kobo miniは最新Kindle比で2-3世代前の電子インクなので、ページめくりは遅いです。解像度も低く、マンガを読むには向いていません。文章を読むことしかできない単機能なガジェットです。

 ある面では理想のガジェットを求める旅は終わり、私はついに答に辿りついたのかもしれません。他の高価なデバイスたちは、常に持ち歩くには重いか、バッテリが持ちません。それでいて必ずしもkobo miniより優れた娯楽を提供してくれるわけでもないのです。1冊につき数MBの小説を入れるだけなら、1.3GBのフリーエリアは途方もなく広大な空間に思えます。

 この機種は実に唯一無二で、「kindleではない」「普通のサイズではない」「同サイズの後継機種は出ていない」「生産終了してる」「所有者少ない」とマイナーPDA愛好家の残念な選民意識が満たされることおびただしく、「ん、まぁ僕は小説が読めればいいのでね」とか言い出しそうで本当に気持ち悪く、スマートフォンは普及し過ぎであり、W-ZERO3使ってたくらいで威張るな、Palmが滅んだ理由についてこれから一晩語るからまあそこに座れ。

 このエントリはねとけんアドベントカレンダーの幾日目かの記事です。

実用的スマホ連携デバイス「Pebble」

pebble


 数多の屍を乗り越え、ついに現れた実用スマートウォッチ「Pebble」。モノクロ144x168という地味な画面に、かつて夢見たフィーチャがたっぷり詰め込まれてます。

  • 安い (国際送料込みで$99)
  • 軽い (38g)
  • 防水
  • 電池が持つ (4〜7日間)
  • 物理ボタン4つ (上、下、決定、キャンセル)
  • スマホから通知を受けて振動、内容表示
  • 既にエコシステムがある (公式充実、野良もいける)
  • アプリのインストールが簡単 (スマホから選ぶだけ)
  • アプリが作り始めやすい (ブラウザ上のIDEから実機転送できる)
  • アプリがスマホ経由でhttp通信できる (天気表示とかできる)

 などなど。ぐっとくるでしょ?

イベントのお知らせ

 で、これが気に入ったあまり、アプリ開発ハッカソンを開くことにしました。

 東銀座Pebbleハッカソン

 簡単なチュートリアルも行いますので、お気軽にご参加ください。いまからPebbleを買っても(多分)間に合います。

ちなみに

 主催の「ねとけん」は、ガジェット好きなインターネットおじさんたちが健康になりたくて立ち上げた団体です。会場借りる時にそれっぽい名義があると便利かなーと思って。今後もイベントを開催してゆく気持ちはあるので「いいね!」してね。

 本文と関係ないんですけど最近はもう「いいね!」経由の流入が一番多いっぽくて、でもコメントを見る手段がないんですよね。はてブみたいな感じで一覧できればいいのに。ザッカーバーグが発狂して全公開にしてくれんものか。Facebookは住む側としては快適だけど反応が数字でしか見られなくてPV時代に逆戻りで残念インターネットです。Twitterはマシだけど言い捨てが多いし読まれることを(半ば)前提としたはてブはいいよなぁ。アレだけど。やっぱなぁ。いいよなぁ。

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 この記事はGunosyからが多かった。これも数字しかわかんないけど。

伸縮自在の不動産「Amazon Elastic Estate」

 ついにAmazonが不動産に進出。しかもAWSの一機能だ。物件スペックを指定しての新規インスタンス(住居)確保はもちろん、1DK -> 2LDK といったサイズ変更も可能である(面積増加は可能だが、削減の場合は若干の条件がつく)。APIの向こうで行われるのは引っ越しであるから秒単位とはいかないが、同一エリア内なら最短6時間で梱包・移動・開梱まで完了する。

 出勤中にスマホから間取り変更を指示すると、引越し先物件がサジェストされる。これをconfirmすれば、夕方には別の物件に帰宅することになる。元の鍵がそのまま使える。便利なのは "仮想住所" 機能で、配送業者に登録しておけば変更連絡なしに荷物が届く。電気ガス水道ネットといったインフラも承継してくれる。いくらクラウドが進化してもネットの中には住めないと思っていたが、何のことはない実世界をクラウドの範疇に含めてしまえば良かったのだ。

 っていうサービス始まらないかな。