はてなブログ、はてなブックマーク、Twitter、note
はてなブログのコミュニティではスターをつけるんだな! 私もスターをつけてしまう。前ならコメント付きでブックマークしていたような気もするが、今ブックマークすると何か......迷惑がかかりそうな気がして。気付いたら私のブックマークは697人にもフォローされている。増えたのはアルファ感あった頃だろうから現在のアクティブ率は低いだろうし、1hop圏の治安はそこまで悪くないだろうが、話題になると色々と晒されてしまう。バズを避けるようになってしまった。
そういえば「FF外から失礼します」も理解できるようになってしまった。むしろ以前には理解できなかったのが不思議。それとも本当は想像できているのに「わけわかんねーよな(笑)」みたいな態度をとっていた? 知らない人に挨拶もなく話しかけるのはちょっと勇気を使う。前はTwitterをやっているだけで多少の内輪感があったが、普及した結果ふつうの社会になった。インスタ等と比べてTwitterを自虐してみる向きもいるが、やはりTwitterが一番広い。
はてなブックマークの話だ。はてなブックマークは変わってしまったし、今後私の望むように変化するわけでもないだろう。長らく「なぜ全員フォロー状態なのだ、なぜSNS化しないのだ」と思ってきたが、方向性としては2ch(当時)やニコニコのようなんだろうなぁ。TwitterもLINEもトレンド/ニュースは全く同じものを見せようとしている。尖っていたい身には厳しいが、もっとマイナーなサービスを使えということだ。
ブロゴスフィア概念は遠いものとなり、緩く閉じたコミュニティを形成するようになった。サービスごとの個性を出す上では多分この方が正しいのだろう。
この生活は続く
この長期戦は「乗り切ろう」とか「頑張ろう」だと持たないでしょうから「慣れよう」「馴染もう」「新しい秩序を構築しよう」「諦めよう」辺りへのマインドシフトが必要そう
— 櫛ヶ浜やぎこ 🌈 (@kusigahama) 2020年4月15日
この生活は一時的なものではなく、いつまでも続いていく。その前提で考えておいた方が(そうしないよりは)戸惑いを減らせそうだ。手にしているカードを確認してみよう。
仕事の形は随分変わってしまい、あるいは何も進まなくなってしまった。何かしらの手段で金を手に入れ、口を糊してゆかねばならない。この社会情勢の中でも使えそうな手札はあるだろうか。
失った信用や、かつての社会の在り方が戻ってくることは(当分は)ないだろうし、煌めいていたはずのライフスタイルも、そこで過ごした時間も今は遠くにある。絶望するほどの事態ではないけれど、それなりに傷を負っていることは自覚した方が良いかもしれない。自分の中から情熱を見失って久しい。あるいはずっと目を瞑っているだけかもしれないが。
わくわくする気持ちはある。部屋の中もインターネットの向こうも、やりたかったのに見過ごしてきたことに満ちている。「長くなる」のだから、この場所をもう少し受け入れて整備して、外に出て15年間の変化を眺めてみるのも悪くはない。何か見つかりそうな気はする。かつての自分は本当に閉じていたし、いまの感性で見える景色は別物だろう。
オフラインの繋がりが阻害されているという状況はある。でもそれは今や前提になったわけで、新しいメソッドを開拓せざるを得ないんでは。この領域に関係性の貯金はないけれど、どのみち貯金に依存すべきではないし。
近況
色々ありまして少し前から実家に出戻っています。
ほんの短いあいだのつもりだったのですが、2つほど計算違いがあって長引いています。1つは言うまでもなくCOVID-19で、在宅勤務により職場の近くに必要がなくなってしまっていること。もう1つは休校中の姪が可愛くてつい相手をしてしまうことです。実質孫のようなもので、無責任に可愛がれて非常に良い。ろくでもないサブカル理系オタク素養を詰め込みたいところですが、まだちょっと早いかなぁ。
あくまで居候の身ですから、今後のことをよく考えつつ、遠からず決断をせねばなりません。自身の思考を活性化すべく、また何か書いたり作ったりできると良いなぁと思っています。
深センでインターネットを使う話
2014年12月に第2回ニコ技深圳観察会に参加したときの話を記していきます。Maker Faire Shenzhen 2015まであと2週間なので、まずはネット接続の知見共有を。
前提:「金盾」
中国固有の事情として Google, Facebook, Twitter, LINE などへの通信が遮断されています。Googleは検索だけでなく、GmailもMapsも使えません。あまりにも不便ですので、これを回避した回線を調達する必要があります。
面倒臭い人向け:国内3キャリアの海外パケット定額プラン
何も考えなくても、いつものスマホで普通にインターネットが使えます。楽です。滞在日数 x 3000円を払える人はこれで良いと思います。
使わない人も、非常時のために一読はしておきましょう。
おすすめ:Amazonで香港ローミングSIMを買う
SIMロックフリーなスマホを調達できるなら(後述)、China Unicom HKが提供しているデータ通信用SIMを予め日本で買っておくのがおすすめです。国内キャリアの海外サービスも、中国ではChinaUnicomの回線を利用しています。
中国国内で契約すると金盾の影響を受けてしまいます。香港で契約してもいいのですが、手続きにはそれなりに時間が掛かるので、日本で買っておくのが一番です。
何種類かありますが、私が買ったものを紹介します。
「跨境王」 500MB/1週間/1500円くらい
私が前回買ったSIMです。香港についてから指定の番号をダイヤルすることでデータプランを有効化できます。予め66香港ドル(約1060円)分のチャージがされていますが、実際使うのは「1日パス/38香港ドル/300MB」か「7日パス/78香港ドル/500MB」のプランになると思うので、不足分+αを出国前にChinaUnicomの公式サイトでチャージ(網上増値)しておきましょう。右下のフォームに入力するのはID/PASSではなく、上下とも電話番号です。
なお「1ヶ月パス/35香港ドル/100MB」のプランは罠です。100MBを使い切ると残りの期間は「2香港ドル/1MB」の従量課金になってしまい、1ヶ月が経過するまでは別のプランに変更することもできません。
「中港7日上網」 1GB/1週間/3000円くらい
私が今回買ったSIMです。商品名にはmicroSIMとありますが、説明書きの通りnanoSIM+2段階のアダプタになっており、全サイズに対応できます。跨境王と違ってデータ通信専用ですが、レビュー見る限り実績は豊富なので、まぁ大丈夫でしょう。
SIMロックフリー端末の調達
docomoのAndroidをSIMロック解除
2011年4月〜2015年4月発売の端末なら、ドコモショップで3240円払うとSIMロックを解除してもらえます。テザリングできないのが玉に瑕ですが、高機能なSIMフリー端末を安価に入手できるので、オススメです。
ブックオフでスマホをもらう
部屋に転がってる古い携帯を売るとスマホが貰えます。翌月末までに解約すれば合計4298円です。端末性能はしょぼいですが、それなりには使えます。旅行用としてはカメラがしょぼいのが残念ポイント。
1万円前後のちょっといい端末を買う
coviaのFLEAZ F4s+やfreetelのpriori2など。priori2くらいだとカメラ画質もだいぶマシになってくるようです。
現地回線を使いつつ、VPNで金盾を超える
ホテルやカフェなど、Wifiが提供される場所も多いのですが、これらは当然金盾の制約を受けます。ですが、国内でVPNサーバを用意しておけば突破できます。
少々面倒でも複数の手段を用意しましょう。
やや高級なホテルでは、香港経由の金盾回避回線をウリにしていることもあるようです。
自分でVPNサーバを立てる
機種によっては家庭用ルータでもVPN機能がついてるらしいです。お手軽。
自分でLinux上に立てると色々と勉強になりそうです。Raspberry PIでも十分な速度が出るらしい。良い時代ですね。
家に置きっぱなしのMacがあるならOSX Server化するのも面白いかも。2400円でアップグレードできます。TimeCapsule代わりのバックアップサーバとしても使えるようになるらしい。
他にはVPSを借りてVPNサーバとして使う手もあるようです。家庭の回線より安定するのかもしれませんね。
もう一つのオススメ:郷に従ってみる
金盾を受け入れてみましょう。それは単にGoogleやFacebookと使わないで過ごすだけに留まらず、グレート・ファイアウォール内に広がる「もう1つのインターネット」を体験することを意味します。
海外の何もかもが繋げないわけではなく、例えば Yahoo! JAPAN は使えました。Slackも半年前は使えたけど、今はどうかな。現地の地図はGoogleMapsよりBaidu Mapの方が詳しいようです。
同行者がいるなら、金盾内外問わず使える「WeChat」には是非登録すべきです。ほぼLINE。LINEより良いところもあって、たとえば(今は亡き)Google Latitudeのように自分の座標を友達に公開し続けらられたりします。なぜかトロやミッフィーのスタンプがあります。
メジャーなサービス/アプリの完成度はとても高く、「パチもんしか使えなくてかわいそう」的な認識は吹き飛ばされると思います。毎年日本の10倍の労働者が供給される国がエンジニア育成にも力を入れ、既存サービスの良いところを取り入れつつローカライズしたものを提供してるわけで、出来の悪いわけもなく。金盾は検閲にも利用されましょうが、主要な目的はむしろ、国内インターネット産業の保護なのでしょう。
そういう観点だと、日本は実にアメリカ文化で。例えばヨーロッパは結構アメリカの巨大企業に厳しいんですよね。MicrosoftにIE統合を禁じたり、AppleにmicroUSBアダプタを同梱させたり、フランスでAmazonが送料無料禁止になったり。そのへん日本は割と独占を受け入れがちというか。まあ良い面も悪い面もあるとは思うんですが... とか色々考えるきっかけになったので、行ってみて本当に良かった。高須さんありがとう。(この話はまだ続きます)
Apple Watch雑感、Pebbleとの比較
買ったのは38mmのSportモデルです。
良いとこ
- 通知機構がスマート
- 質感
- 本体部に高級感はある (Pebble比)
- ベルトは普通にシリコン
- 電池はどうにか1日持つ
- UIが滑らかで気持ちいい
- アクティビティ系機能も良さげ(そこまで使い込んでないけど、最初からそこそこの完成度)
残念なとこ
- 普段は画面が真っ黒
- 「手首を持ち上げると表示」ジェスチャはごく自然だし精度も高めだが、とはいえ認識しないこともある
- ずっとWatchFaceが表示されているPebbleと比べて最大の負けポイント。
- 毎日充電する必要がある
- Pebbleは4-7日持つ。毎日の充電物が1つ増えるだけとはいえ若干だるい。
- 高価
- 税込み46224円。$99のPebbleと比べるとあんまり雑には扱えないというか、お時計様。
その他
- 新ガジェットとしての自慢ビリティは、ぼちぼち
- 完成度は高いし、あるべき姿だとは思うんだけど、小さいせいか迫力には欠ける。
- Pebblerが屈辱感を覚える程度には高級感がある。ぬるぬる動く。ぬるぬるが実用性に結びついているかというと、うん、物理ボタンよりはこっちの方がうまく情報をブラウズできる。ただ、ブラウズするならスマホ開けばいいんだよな。実用上はファーストビューの時計/通知が全てで、それならPebbleでも勝負になってしまう。
- まさに小さなiPhoneで、技術がぎゅっと詰まった素敵なオモチャなんだけど、それを活かすアプリはこれからかなーという感じ
- アプリが通知を解釈してるのがやっぱ強みだよな。Amazonから新刊通知が来て即ポチ、数分後には鞄の中のiPadに電子書籍がダウンロードされてる、みたいなことできそうか
- 今なんとなく注文しとけばアプリが充実してきた頃に届くんじゃないでしょうか。
- (当たり前だけど) ワンクリックで独自ファームが入ったりはしない
- やー、Pebble、ユーザが独自に日本語化とかそういう懐かしいワクワク感があるんですよ。「PDA」が好きだった人は是非買いましょう。
- Pebbleは文房具、AppleWatchは意外と実用的なおもちゃ、という感。
- 5月にはPebbleの後継機たる、カラー端末Pebble Timeが届く予定なので楽しみ。
- 色々と変なスマートウォッチが出てきて欲しいな。AppleWatchが今の価格帯から降りてくるのは当分先だろうし、まだ勝負になると思う。たまごっちとかテトリンみたいな流行り方を期待したい。
- LINEのスタンプを選んで返信することに特化した何かとか...それはむしろAppleWatch向けか